東京北医療センター 病棟保育サイト

ある日、B君と保育士で計算カードゲームをして遊びました。ゲームを終えると、8歳のB君が、「九九の６と７と８の段は苦手なんだ。」と話してくれました。それを聞いた保育士は、B君が少しでも楽しく苦手な勉強を進められたらと思い、６と７と８の段の九九カードをB君と一緒に作ることを提案しました♪翌日早速作り始め、B君も九九の式をカードの表に書いたり、裏側にマスキングテープで飾りをつけてくれ、あっという間に完成しました!!そして、この日は保育士と一緒に完成したカードで遊ぶことに♪保育士Aが読み手となり、取り手はB君と保育士Cです☆!　遊び方は、読み手が、九九の式の答えを言い、取り手はその答えの式が書かれたカードを取ります。開始とともに二人ともだんだんと真剣なまなざしに…。やり進めるうち、「あれ？…このカードであってるよね？」と答えを確認する場面もあり、これにはみんなで思わずにっこり☆最終的に、保育士CよりもB君のほうがたくさんカードを取ることができ、少し得意気な表情です。苦手と言っていたB君だけれど、少し自信がついたかな？これからもB君が、少しでも楽しくお勉強するお手伝いができたらうれしいなぁと願う保育士でした♪