年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	1330	257	339	613	639	742	895	1708	1831	725

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	146	15.39	13.61	11.34	81.29
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし	145	17.43	21.11	47.76	75.01
010060x2990201	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２２あり定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	67	17.51	16.01	47.76	75.01
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	52	8.60	7.33	8.77	59.19
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１なし	32	16.06	13.50	21.88	78.97

・高齢者に多く見られる誤嚥性肺炎・尿路感染症・脳梗塞が疾患の上位を占めています。
・寝たきりによるADLの低下を予防するため、リハビリテーションの依頼を積極的に行い再発予防に努めています。
・かかりつけ医・地域の医療機関との連携を図り、早期に退院できるよう治療に取り組んでいます。

呼吸器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx99200x	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１２あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	40	4.25	3.05	2.50	68.15
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり定義副傷病なし	21	9.14	8.60	0.00	72.14
040110xxxxx0xx	間質性肺炎手術・処置等２なし	17	16.47	18.57	11.76	72.76
040120xx99000x	慢性閉塞性肺疾患手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	11	14.45	13.68	9.09	78.73
0400801499x001	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なしA-DROP スコア1	10	14.00	14.34	10.00	85.40

・肺の悪性腫瘍による入院が1番多くなっています。
・次いで、間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患、肺炎の順になります。高齢者の方に多く、重症化しやすいため、早期退院できるよう治療に取り組んでいます。

消化器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	325	2.08	2.64	0.00	65.90
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし定義副傷病なし	118	9.33	8.94	5.08	75.48
060140xx97x0xx	胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄（穿孔を伴わないもの）その他の手術あり手術・処置等２なし	53	11.00	10.88	7.55	71.75
060102xx02xxxx	穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患小腸結腸内視鏡的止血術等	41	7.32	9.41	0.00	73.59
060102xx99xxxx	穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患手術なし	32	6.72	7.63	0.00	68.31

・内視鏡検査・治療を中心に消化器疾患全般の診療を行っています。
・最も多い疾患は、大腸ポリープの治療目的の入院となっております。次に、胆道結石や胆管炎に対する治療が多く占めています。
・早期の胃がん・大腸がんに対して内視鏡による治療を積極的に行っています。

循環器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx9910x0	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１１あり手術・処置等２なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外	87	3.99	3.04	0.00	68.13
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等手術・処置等１なし、１,２あり手術・処置等２なし	53	4.70	4.26	0.00	75.53
050030xx97000x	急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞その他の手術あり手術・処置等１なし、１あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	52	10.85	11.59	5.77	71.88
050130xx9900x0	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外	52	15.85	17.54	13.46	82.21
050130xx9910xx	心不全手術なし手術・処置等１１あり手術・処置等２なし	44	14.50	14.28	4.55	76.36

・狭心症・心不全による治療が全体の上位を占めています。
・冠動脈疾患に対し、心臓カテーテル検査や治療等の専門治療に対応しています。
・不整脈治療等には、ペースメーカー移植術等を行っています。
・閉塞性動脈硬化症等の末梢血管疾患に対する診断や治療（薬物療法とカテーテル治療）に積極的に取り組んでいます。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
140010x199x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（2500g以上）手術なし手術・処置等２なし	327	6.30	6.13	0.00	0.00
040100xxxxx00x	喘息手術・処置等２なし定義副傷病なし	117	7.65	6.05	0.00	3.09
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎手術・処置等２なし	78	4.99	5.70	0.00	3.60
040090xxxxxxxx	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）	63	6.94	5.89	1.59	1.08
140010x299x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（1500g以上2500g未満）手術なし手術・処置等２なし	45	13.84	10.92	0.00	0.00

・帝王切開での出生児や低出産体重児・新生児黄疸等による新生児の入院が多く、産婦人科との連携を図り診療にあたっています。
・肺炎、喘息などの呼吸器疾患が多くを占めていますが、糖尿病、ネフローゼ、てんかんなどの慢性疾患の入院も増えています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	71	4.97	4.59	4.23	71.86
060150xx03xxxx	虫垂炎虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	68	4.56	5.32	0.00	38.38
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）腹腔鏡下胆嚢摘出術等	53	5.92	6.07	0.00	60.74
060035xx010x0x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等手術・処置等１なし定義副傷病なし	52	13.35	15.40	0.00	72.35
060335xx02000x	胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	42	5.95	6.93	2.38	63.90

・鼠径ヘルニア・虫垂炎(虫垂周囲の膿瘍を伴わない)・胆嚢疾患・結腸悪性腫瘍等の疾患が上位を占めています。
・侵襲の少ない腹腔鏡での手術も多く、術後の早期回復に貢献しています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	85	30.82	26.42	67.06	82.88
160610xx01xxxx	四肢筋腱損傷靱帯断裂形成手術等	52	9.85	16.41	0.00	62.19
160720xx01xxxx	肩関節周辺の骨折・脱臼骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿等	39	15.28	14.17	12.82	69.36
160760xx97xx0x	前腕の骨折手術あり定義副傷病なし	36	4.94	4.86	2.78	49.75
070240xx97xxxx	動揺関節症手術あり	23	5.26	7.25	0.00	27.17

・対象疾患の多くは高齢者による股関節の骨折が一番多く次に、四肢筋腱損傷・靭帯断裂、前腕・鎖骨等の骨折の比率が多くなっています。
・肩関節センターを併設し、アスリートの肩関節傷害に対する治療に力を入れています。
・肩関節・膝関節等の疾患では、関節鏡を使用した低侵襲手術を基本とし患者さんの術後の痛み軽減や早期回復に努めています。
・リハビリテーション科と連携し、術後のリハビリにも力を入れています。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050180xx02xxxx	静脈・リンパ管疾患下肢静脈瘤手術等	13	1.85	2.66	0.00	76.77
070010xx010xxx	骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等手術・処置等１なし	-	-	5.29	-	-
160200xx02000x	顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）鼻骨骨折整復固定術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	-	-	4.72	-	-
180060xx97xxxx	その他の新生物手術あり	-	-	5.96	-	-
130030xx97x00x	非ホジキンリンパ腫手術あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	-	-	8.09	-	-

・下肢静脈瘤に次いで、四肢の骨軟部良性腫瘍が多くを占めています。
・頭の先からつま先までと全身と身体表面全体と幅広い分野の疾患を扱います。
・皮膚欠損や外傷により失った身体の一部を、皮膚・皮下組織の移植により修復する再建手術なども行っています。
・各科からの紹介が中心となり、基礎疾患を有する患者さんが多い傾向となっています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	43	21.93	19.58	69.77	71.88
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	39	10.15	8.54	10.26	51.90
010050xx02x00x	非外傷性硬膜下血腫慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等手術・処置等２なし定義副傷病なし	34	13.21	11.85	20.59	80.76
010030xx9910xx	未破裂脳動脈瘤手術なし手術・処置等１あり手術・処置等２なし	13	2.00	2.95	0.00	69.85
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	11	14.18	10.14	27.27	73.27

・慢性硬膜下血腫や外傷性くも膜下血腫による疾患が上位を占めています。
・脳梗塞や脳出血等の急性期治療に対して（ｔPA、脳血管内手術、その他開頭手術等）を必要に応じて積極的に治療を行っています。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
120180xx01xxxx	胎児及び胎児付属物の異常子宮全摘術等	89	8.82	9.38	35.48
120200xx99xxxx	妊娠中の糖尿病手術なし	83	2.27	5.25	33.35
120200xx99xxxx	流産	59	2.27	2.45	34.93
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	56	6.07	6.04	38.11
120260x001xxxx	分娩の異常（分娩時出血量2000ml未満）子宮破裂手術等	47	8.91	9.37	33.53

・妊娠分娩による疾患が多く、次いで良性疾患や癌等の婦人科領域となっています。
・開腹手術に加え、腹腔鏡手術や子宮鏡手術といった体への負担が少ない低侵襲の手術を取り入れています。
・東京都北区で唯一の分娩のできる総合病院として、今年度は、約721件の分娩件数を誇っています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患手術あり片眼	112	1.68	2.63	0.00	76.60
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患手術あり片眼	-	-	4.67	-	-
020180xx97x0x0	糖尿病性増殖性網膜症手術あり手術・処置等２なし片眼	-	-	6.31	-	-
020240xx97xxx0	硝子体疾患手術あり片眼	-	-	5.07	-	-
020200xx9710xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等１あり手術・処置等２なし	-	-	5.80	-	-

・白内障の手術を希望される患者さんの治療がほとんどとなっています。
「‐（ハイフン）」は、患者数10未満のデータを表し「０」とは異なります。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
030440xx01xxxx	慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫鼓室形成手術	104	5.41	6.83	47.25
030390xx99xxxx	顔面神経障害手術なし	27	8.33	8.81	57.89
030428xxxxxxxx	突発性難聴	26	7.69	8.56	55.19
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎手術なし	21	6.00	5.69	41.05
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	20	8.95	7.73	26.20

・難聴・中耳センターによる、お子様から高齢者まで年齢を問わず専門医による治療を積極的に行っています。
・また、第1、3、５土曜日に小児耳鼻咽喉科外来による専門的な領域の治療に力を注いでいます。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	14	7.43	9.25	0.00	74.07
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１なし	13	8.38	13.50	0.00	53.54
080090xxxxxxxx	紅斑症	-	-	10.58	-	-
080110xxxxx0xx	水疱症手術・処置等２なし	-	-	28.56	-	-

・皮膚に生じる色々なトラブルを診察しており、受診される患者さんの年齢もすべての年代にわたります。
・蜂窩織炎・帯状疱疹等の疾患が最も多くなっています。
・また、糖尿病による足の壊疽等の疾患では、他科と連携し治療を行っています。
「‐（ハイフン）」は、患者数10未満のデータを表し「０」とは異なります。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
11012xxx02xx0x	上部尿路疾患経尿道的尿路結石除去術定義副傷病なし	29	5.55	5.29	6.90	59.21
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等２なし	27	6.11	6.85	3.70	76.52
110200xx02xxxx	前立腺肥大症等経尿道的前立腺手術等	20	9.00	7.82	0.00	75.45
11001xxx01x0xx	腎腫瘍腎（尿管）悪性腫瘍手術等手術・処置等２なし	10	8.90	10.27	0.00	67.90
110080xx01xxxx	前立腺の悪性腫瘍前立腺悪性腫瘍手術等	-	-	11.30	-	-

・尿管結石の患者さんが増えております。
・外来での体外衝撃波治療だけでなく、入院による手術治療も行っております。
・膀胱癌の患者さんは例年と比較して増減は認めておりません。
・前立腺癌の患者さんも増加傾向にあります。
「‐（ハイフン）」は、患者数10未満のデータを表し「０」とは異なります。

腎臓内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110280xx9901xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２１あり	10	8.90	13.82	10.00	78.80
110280xx97x1xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全その他の手術あり手術・処置等２１あり	-	-	24.57	-	-
110280xx02x1xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全動脈形成術、吻合術　その他の動脈等手術・処置等２１あり	-	-	33.82	-	-
0400801497x012	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術あり手術・処置等２なし定義副傷病ありA-DROP スコア2	-	-	32.13	-	-
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	-	-	13.61	-	-

・主に慢性腎不全の管理や血液透析導入を行っています。
・ネフローゼ症候群や腎炎などの腎生検を必要とする疾患は生検可能な施設にご案内しています。
「‐（ハイフン）」は、患者数10未満のデータを表し「０」とは異なります。

血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130010xx97x2xx	急性白血病手術あり手術・処置等２２あり	36	34.19	37.16	0.00	61.56
130030xx97x50x	非ホジキンリンパ腫手術あり手術・処置等２５あり定義副傷病なし	22	29.41	30.75	0.00	68.82
130040xx99x4xx	多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物手術なし手術・処置等２４あり	21	20.10	20.22	9.52	62.00
130040xx99x5xx	多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物手術なし手術・処置等２５あり	20	18.70	16.47	0.00	69.80
130030xx99x6xx	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２６あり	17	19.47	13.22	0.00	67.59

・多発性骨髄腫・悪性リンパ腫・急性白血病等の造血器腫瘍に対する化学療法や造血幹細胞移植を中心に積極的に治療を行っています。
・造血器腫瘍以外にも、再生不良性貧血や特発性血小板減少性紫斑病や自己免疫性溶血性貧血などの非腫瘍性疾患の治療も積極的に実施しています。
・前白血病状態とされる、骨髄異形成症候群の治療も推進しています。
・血縁者間造血幹細胞移植が必要な病態の患者さんについてはドナー検診、幹細胞採取及び移植の実施が可能です。(実績：6例)

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	29	-	13	17	-	-	1	8
大腸癌	35	50	39	39	-	-	1	8
乳癌	16	23	11	-	-	-	1	8
肺癌	34	-	34	86	-	-	1	8
肝癌	11	11	-	-	-	-	1	8

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	25	10.60	77.12
重症	-	-	-
超重症	11	13.27	85.00
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	166	21.01	76.93	41.12
その他	31	27.10	78.13	8.63

消化器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）	311	0.11	1.26	0.00	66.23
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	99	1.40	11.43	9.09	71.20
K654	内視鏡的消化管止血術	61	0.38	8.89	11.48	71.20
K6871	内視鏡的乳頭切開術　乳頭括約筋切開のみのもの	45	1.22	5.20	4.44	73.44
K722	小腸結腸内視鏡的止血術	41	0.73	5.68	0.00	74.29

・消化器内科で最も多い手術は大腸ポリープに対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除（EMR）です。
・早期悪性腫瘍に対する内視鏡的胃十二指腸ポリープ・粘膜切除術（ESD）も行っております。
・消化管出血の内視鏡下止血術等、緊急手術への対応も行っています。

循環器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	62	2.48	4.60	4.84	74.27
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症）	52	0.25	11.27	9.62	72.67
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	30	2.87	4.73	13.33	75.60
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	20	5.00	10.60	10.00	78.80
K596	体外ペースメーキング術	13	0.46	13.31	7.69	81.54

・循環器内科では狭心症や心筋梗塞に対する冠動脈ステントを用いたカテーテル治療の件数が最も多くなっています。
・不整脈の種類や患者さんの状態に応じてさまざまな方法を使い分けて治療にあたっています。
・カテーテル検査/手術の成功率はほぼ100%を継続しています。
・心大血管リハビリテーション短期プログラムを行い、早期徒歩退院に寄与しています。
・当院は東京都ＣＣＵネットワークに加盟しており、24時間365日体制で循環器専門医師による救急患者の受け入れが可能です。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	104	1.34	4.02	096	61.98
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	69	0.54	3.01	0.00	38.54
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	41	3.10	9.83	0.00	72.12
K6335	鼠径ヘルニア手術	40	1.35	2.63	7.50	76.25
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	32	1.47	2.50	0.00	66.66

・乳腺・内分泌外科、肺外科、食道・胃腸外科、大腸・肛門外科、肝臓・胆のう・膵臓外科、内視鏡外科等、部位別に専門の医師が手術を行っています。
・腹腔鏡下での手術を積極的に行っており、胆嚢摘出術、虫垂切除術では90％以上となっています。
・ヘルニア根治術、大腸がん手術でも侵襲の少ない腹腔鏡手術が多く、患者さんの術後回復とQOLに貢献しています。
・令和4年度手術総件数は732件でした。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿	79	5.32	14.39	40.51	72.96
K080-41	関節鏡下肩腱板断裂手術（簡単）	42	1.17	8.12	2.38	63.95
K0821	人工関節置換術　肩、股、膝	40	3.23	18.85	10.00	75.68
K0462	骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨	39	2.72	8.28	15.38	59.05
K0811	人工骨頭挿入術　肩、股	30	11.77	22.20	73.33	80.93

・肩関節、膝・足関節、手・肘、脊椎、股関節等の部位別に専門の医師が担当しています。
・2019年4月より肩関節センターを設立し、関節鏡を使用した低侵襲手術症例が増えています。
・骨折に対する手術が上位を占めています。
・高齢になると転倒のリスクも増えるため、大腿骨の骨折等に対する手術が最も多くなっています。
・また、出来るだけ早期の退院に繋げるように、早い段階でリハビリテーションを開始しています。
・令和4年度手術総件数は460件でした。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	43	1.26	14.51	25.58	81.02
K178-4	経皮的脳血栓回収術	21	0.38	30.38	61.90	79.57
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内）	17	0.59	35.88	76.47	62.29
K145	穿頭脳室ドレナージ術	-	-	-	-	-
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他）	-	-	-	-	-

・開頭手術だけでなく、近年その治療数が増加してきているカテーテルを使用する脳血管内治療にも対応しています。
・脳血管内治療としては、脳動脈瘤に対するコイル塞栓術や内頚動脈狭窄症に対するステント留置術等を行っています。
・リハビリテーション科とは適宜カンファレンスを行い、患者さんの治療方針を検討し早期回復に努めております。
・令和4年度手術総件数は145件でした。
「‐（ハイフン）」は、患者数10未満のデータを表し「０」とは異なります。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K8982	帝王切開術（選択帝王切開）	97	2.93	6.79	35.32
K8981	帝王切開術（緊急帝王切開）	75	2.87	6.96	34.27
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	59	0.90	4.17	38.31
K9091イ	流産手術（妊娠１１週まで）（手動真空吸引法）	46	1.00	0.15	35.57
K877	子宮全摘術	36	1.22	7.11	48.22

・帝王切開や鉗子・吸引分娩等では、小児科医も立会い安心のお産をサポートしています。
・緊急の帝王切開に対応しています。さらに、超緊急帝王切開に際してはグレードAと称し、24時間直ちに手術室に入れる体制となっています。
・婦人科疾患では内視鏡による低侵襲手術を多く手がけており、腹腔鏡による卵巣嚢腫切除、子宮摘出、子宮鏡による子宮筋腫切除などを行っています。
・疾患によっては、外科と合同で手術を行う診療科連携の体制となっています。
・令和4年度手術総件数は498件でした。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ロ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他）	117	0.00	0.79	0.00	76.48
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	-	-	-	-	-
K281	増殖性硝子体網膜症手術	-	-	-	-	-
K2802	硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）	-	-	-	-	-
K2822	水晶体再建術（眼内レンズを挿入しない場合）	-	-	-	-	-

・白内障の手術が多く、年齢を重ねるにつれて水晶体が白濁していくことにより生じる疾患のため、平均年齢も高くなっています。
・令和4年度手術総件数は123件でした。
「‐（ハイフン）」は、患者数10未満のデータを表し「０」とは異なります。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K3191	鼓室形成手術（耳小骨温存術）	77	1.19	3.19	43.38
K3192	鼓室形成手術（耳小骨再建術）	47	1.09	3.26	49.64
K3772	口蓋扁桃手術　摘出	42	1.05	7.17	20.88
K318	鼓膜形成手術	22	1.00	0.77	63.14
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	15	1.00	3.60	50.13

・中耳手術のみならず、扁桃腺の手術、鼻の手術、頸部良性腫瘍等の手術も多数行っております。
・特に科長が専門としている難聴と中耳手術に力を入れています。
・お子様から高齢者まで、年齢を問わず専門の医師による治療を積極的に行っています。
・慢性扁桃炎に対する口蓋扁桃摘出術は、若年層が大多数を占めています。
・令和4年度手術総件数は296件でした。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036イ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	30	1.50	3.33	3.33	74.03
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザー）	26	3.58	2.73	3.85	60.00
K8411	経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用）	15	2.47	5.07	0.00	74.20
K773-2	腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術	11	1.18	6.45	0.00	68.55
K843-2	腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術	-	-	-	-	-

・尿管結石に対しては、経尿道的手術を行っております。手術後2-3日での退院となります。
・膀胱癌や前立腺肥大症に対する経尿道的手術も行っております。
・腎癌や前立腺癌にたいしては、腹腔鏡手術を行っております。
・令和4年度手術総件数は127件でした。
「‐（ハイフン）」は、患者数10未満のデータを表し「０」とは異なります。

血液内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K9212ロ	造血幹細胞採取（末梢血幹細胞採取）（自家移植）	17	7.18	2.71	0.00	61.76
K6261	リンパ節摘出術（長径３ｃｍ未満）	-	-	-	-	-
K6113	抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	-	-	-	-	-
K0061	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ未満）	-	-	-	-	-
K0051	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ未満）	-	-	-	-	-

・造血器腫瘍に対する化学療法や造血幹細胞移植を積極的に実施しています。
・特に多発性骨髄腫については幹細胞移植、新規薬剤の組み合わせによる治療成績向上を目指し複数の臨床研究を実施しています。
・豊富な造血幹細胞移植経験を有する血液内科専門医、造血細胞移植学会認定医、および造血細胞移植学会功労会員、と化学療法認定看護師のチームで、当科開設の2017年4月より先端治療の造血幹細胞移植を、月2件以上のペースで行い、2020年7月には100症例到達できました。
・国内有数の幹細胞移植施設に位置づけられています。
・併設の研究機関(国際骨髄腫先端治療研究センター)と協力し、臨床検体バンクを運用し病態解明に向けた研究を実施しています。
「‐（ハイフン）」は、患者数10未満のデータを表し「０」とは異なります。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	10	0.11
180010	敗血症	異なる	26	0.29
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	-	-
180040	手術・処置等の合併症	異なる	12	0.13

令和４年度 東京北医療センター 病院指標

令和４年度東京北医療センター病院指標