What is the heart
What is the heart
心臓ってどんなもの
What is the heart
心臓は、握り拳ほどの大きさをした筋肉の袋でできた臓器で、全身に酸素を豊富に含んだ血液を送り出すポンプの役割をしている。
筋肉にかすかな電気が流れて興奮し収縮するのだが、心臓にはポンプの働きをする筋肉(固有心筋)と、微量な電気興奮の通り道である刺激伝導系がある。
通常心臓は、1分間に60回~80回の規則的なリズムで拍動を繰り返している
不整脈とは
What is arrhythmia
刺激伝導系になんらかの異常が生じ電気の発生や流れに障害がおき、心臓の拍動が乱れることをいう。大きく分けて ①脈が速くなる頻脈(心拍数≧100回)、②脈が遅くなる徐脈(心拍数≦50回)、の2つに分けられる。頻脈は、心房を主体とした上室性頻拍と、心室を原因とする心室性頻拍とに分けられる。これらは原因や障害部位により、症状、重症度、治療法などが大きく異なる。
不整脈の確認方法
- 手首で拍動を確認する
- 家庭血圧計(不整脈表示、拍動のリズムを目視)
- パルスオキシメーター
- 携帯型心電計
- スマートウォッチ
- 携帯のアプリなど
カテーテルアブレーションの
治療について
about the treatment of catheter ablation
頻脈性不整脈の治療には、外科的な手術による治療と内科的なお薬(抗不整脈薬)による治療、カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)治療があります。不整脈の種類によっては左心房や左心室に対する治療が必要となりますが、通常カテーテルを挿入する血管(静脈)は右心房へ通じており、左右の心房の間には心房中隔という壁が存在します。そこで、右心房から心房中隔に針を指して、左心房へ通じる穴を開け、左心房やその先の左心室へカテーテルを挿入することがあります。これを、心房中隔穿刺法(ブロッケンブロー法)と呼びます。
- 頻脈性不整脈の治療について
- 心房中隔穿刺法(ブロッケンブロー法)
- 治療の流れ