人を知る
助産師
[2014年入職]
東京北医療センターを選んだ理由
やりたかった環境で働ける充実感。
助産師学校に通っていた時、実習先の病院がLDRではなく分娩室と陣痛室が分かれている病院でした。
働く先は経験したことがないLDR室がある病院が良いと思っていましたし、学校の同期も実習先がLDR室だったこともあってすごく良かったという話を聞いていました。
実際に両方を経験し、それぞれの良さはあるのかもしれないですが、私はLDR室の方が産婦さんにとって自由に過ごせて良いなと感じています。
病院見学で訪れた時は、先輩方の姿がイキイキと映り助産師同士が楽しそうに働いている様子を見て、ここで働きたいと思いました。
入職してから4年目になり教えられる立場から教える立場に変わりましたが、日々勉強でやりがいを感じる毎日です。
産婦人科病棟の特徴
一連を通してケアできる安心感があります。
LDR室があるのも大きな特徴ですが、妊娠中から産後までの一連の流れを通してケアできるのも特徴のひとつです。
他の病棟の場合は外来と病棟が分かれていますが、産科だけは外来のスタッフも病棟のスタッフが一貫して対応するので、妊婦健診に来た妊婦さんにお産で関わることもあり、病棟に来てから初めましてではありません。
外来から関わることで妊産婦さんに対する注意点や説明などもフォローしやすく、何度か外来で関わった妊産婦さんから気さくに声をかけてくれるのが嬉しいですね。
心がけていること
寄り添う言葉を大事にしています。
新人を指導する立場になった私は後輩にも妊産婦さんにも「寄り添う言葉がけ」を特に心がけています。
例えば後輩を指導する時は、繰り返し聞いてくる質問に対しては、何が分からないのか何処で止まってしまっているのかを確認して、全てを否定せずに相手の立場になり何に悩んでいるかを寄り添って聞くようにしています。
妊産婦さんの場合は長い入院生活の中での関わり方に特に注意しています。
入院生活が長くなってくるとどうしてもストレスが溜まりがちになり、特に敬語で接してしまうとよそよそしくなり言いたいことが言えない方もいらっしゃいます。
その場合は、信頼関係の構築の状況を踏まえたうえで、妊産婦さんが話しやすいような工夫や、雰囲気づくりを意識しています。
時には妊産婦さんの緊張がほぐれるように、フレンドリーな応対をすることにより“寄り添う姿勢を示す”ということも、心がけています。
※職名、経験年数及び設備名等はインタビュー当時のものです。