あかちゃんに本を読むって・・・!?
[ 2009.10.05 ]
「まだ赤ちゃんだから本はまだ読まない」
「めくってばっかり」「食べてしまって読めない」
・・・って思っていませんか。
『もこもこもこ』を書いた谷川俊太郎さんは、
「本はなんとなく大事に取っておくものと思いがちだけれど、赤ちゃんの本に関しては、食べ物と同じように考えた方がいいと思うんですね。破ったりなめたりしてもいい消費財として考えた方が良いでしょう」
と絵本情報誌「クーヨン」で語っています。赤ちゃんの本は「年長者と小さな子どもたちとのコミュニケーションツール(道具)みたいのもの」であり、読むときは、書いてある通りでなくても、「お母さんが赤ちゃんをあやすようなやわらかさや温かさのある声、意味を超えた愛情の形としてのことば」を使うことが大切とのことです。
つまり、赤ちゃんの本は、読むことが大切なのでなく、その本自身を使って遊び、親子がことばや音のやりとり・スキンシップを楽しみながら、ことばに親しむきっかけづくりになるのですね♪ 赤ちゃん時代にも大いに絵本で遊びましょう☆