東京北医療センター 病棟保育サイト

11月も終わりに近づき、朝晩は寒さが本格化してきましたが、日中は陽射しがでると暖かく感じられる日もあります。この日はAちゃんと一緒に30分ほど光庭に出て外気浴を楽しみました。光庭へ行く途中、窓からあたたかな日差しが差し込み、床に虹の装飾が反射しているのを見つけたAちゃん。思わず立ち止まり「きれい〜」と嬉しそうに保育士に教えてくれました。また、子どもたちの癒しの存在である光庭のメダカたちは、病棟に迎え入れて早8年ほど経ちました。今も元気に泳いでいるのは、入院している子どもたちが代わる代わる日々の餌やりを続けてくれているからだと思います。

外気浴を終えてお部屋へ帰ろうかと話していた時、光庭にいる保育士とAちゃんに気付いた看護師が、手を振りながら駆け寄ってきてくれました。光庭にいる子どもに気づくと、医師や看護師、保育士が足を止めて手を振ってくれることは、よくある光景です。嬉しそうに手を振り返す子どもたちの様子に、隣で見ている私もいつもあたたかな気持ちになります。

これからも、他スタッフとともに子どもたちの笑顔を支えていけるよう、保育士も頑張ろうと改めて思った場面でした。寒さも本格化してくると思いますが、皆様も体調に気を付けてお過ごしくださいませ。