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にこにこコラム

病棟内の雪たち

[ 2024.02.29 ]

   
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 今年は暖冬と言われていますが、寒くなり雪が降る日もありましたね。夜のうちに雪が降り積もった翌朝には、窓の外を見て喜ぶ子どもたちの姿が見られました。

 当院の小児病棟では、季節感を味わうことのできる製作活動を取り入れています。今月の病棟内は、雪をテーマにした手作りおもちゃや製作物がたくさんありました。今回のコラムではその中の2つをご紹介いたします。

 

 まずは、手作りおもちゃの雪だるまのでんでん太鼓です。0歳のAちゃんの前で保育士が太鼓を回してトントンと鳴らすと、少し不思議そうなお顔をした後にニッコリと可愛い笑顔を見せてくれました。その笑顔を見て、保育士もほっこり温かい気持ちになりました。

 次は、子どもたちが雪景色をイメージして製作した作品です。白い紙に白いクレヨンで雪を描きます。描いている途中は見えにくいのですが、上から絵の具を塗ると絵が浮かびあがってきます。「うわぁ、きれい!」と思わず手を止めている子もいました。完成した作品を病室内に飾ると季節感が溢れ、より明るい雰囲気が感じられるお部屋になりました。