東京北医療センター 病棟保育サイト

気がつけば桜も葉桜となり、暖かな日が増えてきましたね。今日は、先日製作した作品を2つご紹介します。1つ目は、桜の押し花でしおりの製作です。あらかじめ医療保育士が押し花にしておいた桜の花を、Ａちゃんが画用紙やシールを使って、しおりに仕上げました。桜に合う色画用紙や飾りのリボンを選ぶ様子はとても真剣です。入院中はたくさん本を読んでいるというAちゃん。翌日訪室すると「早速使ってるよ〜」と、本に挟んでくれていました。春の訪れを感じる、素敵な作品に仕上げることができ、Ａちゃんの嬉しそうな笑顔が印象的でした。2つ目はキラキラボトル製作です。普段はキャラクターを切り抜き、ラミネートしたものや手書きのイラストを切り、ボトルに入れて製作しますが、今回は本物の桜の花びらを入れてみました。早速、完成したキラキラボトルを持って保育士がＢ君のもとへ。会話をすることはできないB君ですが、私が声をかけながらボトルを見せると、ゆらゆらと水の中の桜を、じっと見つめていました。この日は天気もよく、窓から差し込む陽の光にあてると、よりキラキラして見えました。これからも入院中の子どもたちが四季を感じられる保育を提供していきたいと思います。