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薬剤室

他院とは違う東京北医療センターの強みについて

当院は開院早期から病棟業務を積極的に行っています。
現在ではICU・HCUにも薬剤師を常駐し日々患者様の薬歴管理やドクター、看護師からの相談なども受けていたりしています。ドクター・看護師との距離が近いので積極的にこちらからも相談や提案ができるのも当院の強みであります。
現在、医療業界ではポリファーマシーが問題になっていて、5年ほど前からチーム医療の一貫としてポリファーマシーについて積極的に取り組んでいます。医師・看護師・薬剤師でポリファーマシーチームを結成し月1回ミーティングを開いています。
このポリファーマシーは入院中に是正、つまり退院時に服薬数を減らしても退院後にまたもとに戻ってしまうということもあります。
これはどうしても当院だけでは解決するのはかなり難しい問題なので、地域を含めた働きかけが大切なんです。
そのためには近隣の先生方の協力が必要になってくるので、勉強会を定期的に行ってご理解をいただいています。
実はこのポリファーマシーチームの活動は最近学会などで発表していて、おかげさまで好評です。

新人育成について

新人教育についてはプリセプター制度を導入しており、配属された新人(プリセプティ)には必ず1人先輩薬剤師(プリセプター)が付きます。
主に4年目がプリセプターとなり一年間指導にあたり、当院の新人教育プログラムに沿って教育していきます。
プリセプティはプリセプターとのミーティングや振り返りなどを定期的に行っているので、スケジュール通りにプログラムが進んでいるか、不安なことや分からないことは無いかなど、直ぐに聞ける体制を整えているので、つまずく前に解決できる狙いもあります。
単にプログラムに沿って進めるのではなく、当院が積極的に取り組んでいる病棟業務に就いてもらうべく、例えば4月に入職したとすると10月までに夜勤業務に就けることから始め、最終的に病棟業務に就けるようにプリセプターと相談しながら目標を立てて行きます。

研修制度やスキルアップについて

当センターが所属している地域医療振興協会では研修の一環として各施設が集まって症例の発表などをするJADECOM学会があり、そこで毎年当院も発表する機会があります。
この学会は普段知ることが難しい、他施設のさまざまな症例などを聞くことが出来る素晴らしい場なので入職年数に関わらず積極的に参加してもらうようにしています。
経験したことがない症例を聞くことで、知識が増えますし今後何か疑問や問題に差し掛かっても自分の引き出しが増えるので解決の糸口になるんですよね。
他に協会内の薬剤部会の中でも研修会を定期的に行なっていて、そこでも発表や情報交換ができる場があります。
薬剤の分野は日進月歩でスピードも非常に早いです。薬剤師は認定薬剤師の資格が数多くありますし、自身を高めて知識を増やしていくためには日々色々な勉強をする必要があります。
資格取得やスキルアップのために望めば学会への参加も推奨していますし、もちろんそれに対しての費用も負担しています。
感染や栄養など興味がある分野があれば業務もある程度は任せていますし、何事も経験だと思っていますので、望む人がいればそれに対しては全力で応援していきたいですね。

求める人物像について

当院の薬剤師として求める人材として第一に楽しく仕事ができる人を求めています。楽しく仕事ができなければとても続きません。ですので、楽しく仕事ができるような環境を作っていますので、そこで楽しく仕事ができ積極的に行動ができる人を望んでいます。
第二にコミュニケーション能力がある人を求めています。チーム医療の中で患者様はもちろんのこと医師・看護師やその他のスタッフともコミュニケーションを取っていかなければなりません。関係性が悪くなっては適切な医療が提供できませんのでコミュニケーション能力はとても大事です。
最後に向上心豊かな人も求めています。医療、特に医薬品の分野は日々変わっていきますので、それに対応するためにも向上心を持って研鑽していく人材も必要です。

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※募集は掲載終了している場合があります。

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