02めざしていくものプログラムの目標
専攻医が執刀医を担当し、3年間で450例執刀の経験が目標。
外科トレーニングでは手術がメインとなります。当プログラムでは「マイルストーン」と称して各年次ごとにクリアすべき術式を目標として、難易度が高く専攻医では安全な手術の施行が困難等の例外的なケースを除いて原則的に専攻医が執刀医を担当し、指導医は指導助手に徹することになっています。現在各専攻医あたり、年間150例程度の執刀数があり各自の能力にあわせて日々研鑽しております。
1年目 | 非穿孔性の虫垂切除術 前方アプローチでのソケイへルニア修復術 炎症が軽度の腹腔鏡下胆嚢摘出術 |
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2年目 | 胃空腸吻合術 良性疾患に対する胃切除術 小腸吻合術 簡単な結腸切除術 肺部分切除術(VATS) 乳腺手術 甲状腺/副甲状腺手術 |
3年目 | 悪性疾患にたいする幽門側胃切除術 悪性疾患に対する結腸切除術 穿孔性虫垂炎の手術 急性胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術 膵体尾部切除術 |
3年目以降 | サブスペシャリティ領域(特に消化器外科)などの専門医連動コース、消化器外科の専門研修と連動が可能です |
外科3年目のある専攻医の11か月における執刀数(2024年度実績)
- 224例
- 腹腔鏡手術 虫垂炎切除術 27例
- 腹腔鏡手術 胆嚢摘出術 31例
- 鼠径ヘルニア 36例
- 乳がん 15例
- 胃がん 7例
- 大腸癌 29例
- 肝がん 2例
- 膵臓癌 3例
- 肺癌 3例
- その他 71例
- ローテート例
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