手術が不安な方へ
手術が不安な方へ
不安や心配ごとがございましたら、
遠慮なくご相談ください
脳卒中治療には、頭部を切開する「開頭手術」と、血管にカテーテルを挿入して行う「脳血管内治療」があり、双方に精通した術者は「二刀流の脳神経外科医」と呼ばれ、業界内では一目置かれる存在です。センター長の小幡佳輝医師は、まさにその二刀流術者で、予定手術はもちろん、緊急性の高い症例にも適切な治療選択を行っています。
近年では、開頭手術より侵襲が少ない脳血管内治療が注目を集めていますが、どちらが安全かつ効果的かはケースバイケースで、一人ひとりの患者さんの状況から判断する必要があります。頭にメスを入れない脳血管内治療は、治療時間も入院期間も短いというメリットがある一方で、適さない場合や、再発リスクの観点から開頭手術を選ぶべき症例も多く、当センターの治療実績はほぼ半々の割合です。術後は、早期からのリハビリ介入が回復のカギを握りますから、定期的にリハビリ職とカンファレンスを行い、身体機能の回復はもちろん、心理的・社会的な回復も重視したアプローチを行っています。
手術は患者さんの今後を左右する大事なものですから、手術内容の詳細はもちろん、予想される術後経過や後遺症のこと、入院期間や再発リスクなど、事前にしっかり説明をさせていただきます。患者さんと時間の許す限り向き合う方針ですので、不安や心配ごとがございましたら、遠慮なくご相談ください。