02プログラム概要・目標
総合内科医として幅広い経験、知識を習得します。
内科研修プログラムの概要
内科研修プログラムでは、専攻医は研修センターに所属し、3年間で各内科や内科臨床に関連ある総合診療科などをローテートします。また、1年次から3年次まで毎年4か月ずつ連携病院もしくは特別連携病院で研修を行います。
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研修プログラム責任者
岩田朋之
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募集定員
3名
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得られる受験資格
日本内科学会 内科専門医
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後期研修期間
3年間
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ローテート例
内科研修は総合診療、血液内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科より選択していただきます。
主な研修先の例
連携病院
東京ベイ・浦安市川医療センター(千葉県東葛南部医療圏)、公立黒川病院(宮城県仙台医療圏)と西吾妻福祉病院(群馬県北西部)、あま市民病院(愛知県海部医療圏)、東京都台東区立台東病院、伊東市民病院(静岡県熱海伊東保険医療圏)、上野原市立病院(山梨県東部医療圏)、横須賀市立うわまち病院(神奈川県横須賀市)特別連携病院
北海道(十勝池田地域医療センター)・青森県(東通村診療所・六ヶ所村地域医療センター)・福島県(磐梯町保健医療福祉センター)・宮城県(女川町地域医療センター)・栃木県(日光市民病院)・埼玉県(宮代福祉医療センター)、長崎県(市立大村市民病院)、沖縄県(公立久米島病院)、茨城県(村立東海病院)
内科研修プログラムの目標
内科領域の専門医の使命は、1)高い倫理観を持ち、2)最新の標準的医療を実践し、3)安全な医療を心がけ、4)プロフェッショナリズムに基づく患者中心の医療を展開することである。内科専門医の関わる場は多岐にわたるが、それぞれの場に応じて、下記に掲げる専門医像に合致した役割を果たし、国民の信頼を獲得することが求められている。それぞれのキャリア形成やライフステージ、あるいは医療環境によって、求められる専門医像は単一でないが、その環境に応じて役割を果たすことこそが内科専門医に求められる可塑性である。本制度の成果とは、必要に応じて多様な環境で活躍できる内科専門医を多く輩出することにある。内科専門医が活躍する場とその役割として、以下のものが想定される。
- (1)病院医療
内科系の全領域に広い知識・洞察力を持ち、身体・精神の統合的・機能的視野から診断・治療を行う能力を備え実践する。内科疾患全般の初期対応とコモンディジーズの診断と治療を行うことに加え、内科系サブスペシャリストとして診療する際にも、臓器横断的な視点を持ち全人的医療を実践する
- (2)地域医療
かかりつけ医として地域において常に患者と接し、内科系の慢性疾患に対して、生活指導まで視野に入れた良質な健康管理・予防医学と日常診療を任務とする全人的な内科診療を実践する。
- (3)救急医療
内科系急性・救急疾患に対するトリアージを含め、地域での内科系の急性・救急疾患への迅速かつ適切な診療を実践する。
※ それぞれのキャリア形成やライフステージによって、これらいずれかの形態に合致することもあれば、同時に兼ねることもある。いずれにしても内科医としてのプロフェッショナリズムの涵養とジェネラルなマインドが重要である。
当院のプログラムでは、(1)~(3)を偏ることなく研修することができるプログラムになっています。
サブスペシャリティ領域との連続性
内科領域では 18 領域のサブスペシャルティ領域を擁しておりますが、当院でそのまま取得できる領域は消化器内科領域、循環器内科領域、血液内科領域です。
これらは基本領域内科研修を踏まえた『連動研修』、『通常研修』、『補完研修』として 3 つに区分されています。これらサブスペシャルティ領域の取り組みについては『日本専門医機構サブスペシャルティ領域研修細則第二版』に基づいて行われます
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