Treatment flow
Treatment flow
治療の流れ
Treatment flow
施術前
- 治療前に、主治医と治療に携わるスタッフが治療方法について検討します。
- 主治医から治療についての説明(検査・治療の内容、治療に伴う合併症のリスクなど)が行われます。
施術前日
- 通院で治療に必要な検査を受け予め必要な情報が得られている場合、何週間も前から入院して頂く必要はありません。治療数日前〜前日からの入院で済む場合もあります。
- 治療前の数日間は、それまで飲んでいたお薬(抗不整脈薬や抗凝固剤)の服用を中止していただくことがあります。不整脈が起こりやすくなりますので、不安な場合は医療スタッフにご相談ください。
- 治療前日には、治療の際にカテーテル(管)を心臓内に挿入する部分となる太もも付け根付近などの除毛(じょもう:体毛を剃ること)や入浴など、一般的な手術同様に準備を行います。
施術当日
- 治療は太ももの付け根などのカテーテル挿入部付近を局所麻酔して行われます。局所麻酔をしてから血管にカテーテルを挿入します。
- 治療は意識のある中で受けていただくことになります。治療中は心電図を見ながら進められます。治療に使用する検査器械などがさまざま音を立てますが、医療スタッフがモニターを常時監視していますので、心配はいりません。
- 治療中に意図的に電気刺激装置を使用して心臓の拍動を作り出す場合があります。動悸や脈が途切れる感じがすることや発作が誘発される場合がありますが、この電気刺激装置で停止させることが出来ますので心配はいりません。
- 治療中に使用するお薬で、動悸、のどが渇く、目がチカチカするなどの症状が現れることがありますが、薬の効果が切れれば症状はなくなります。
- 治療中は深呼吸や咳払いをすることでカテーテルの位置が動き安全な治療ができないこともあるので、通常の呼吸を心がけ身体はなるべく動かさないようにしてください。体の異常を感じた際はその場で医療スタッフにお伝え下さい。
- 治療時間は治療する不整脈によって違います。
- 治療後、一過性の血圧低下から気分が悪くなることがあります。
治療後
- 治療を受けた日はベッドの上で安静にしてください。
- カテーテルを入れた部分からの出血がないか、心電図の異常や合併症の症状が認められないかどうかなどを医療スタッフがチェックします。
- 異常が無ければ翌日からベッドを離れて歩くことが出来ます。
- 治療後の検査結果(心電図など)が良好でしたら、治療を受けた不整脈にもよりますが、治療後数日から1週間程度で退院となります。