今回はレベル1研修その5として、担当主任にお話を聞きました。
A主任
「シミュレーション研修では、現場で一緒に働いている1年生の成長を身にしみて感じることができた研修でした。
1つのシナリオを通して研修生同士が、もっとこうしたほうが良いのではないかと話し合い、より良い看護を導くとても充実した研修でした。
研修生からも充実した研修であったという意見があり、シナリオの作成など大変な部分もありましたが、研修を企画・運営した担当者側も充実感を感じることができました。
これからも1年生と一緒に楽しく業務をしていきたいと思います。」
B主任
「今年のシミュレーション研修では、グループメンバーで話し合い、全員でより良い対応を導きながらゴールを迎えることが出来るように進めるため毎年のことですが、準備にはかなり力を入れました。
シミュレーションの場が、いかに臨床の場面に近い状況をイメージできるかを考えました。
4人~7人で実施していく中でデブリーフィングやシミュレーションの流れは、ひとり毎に調整して、同じゴールにたどり着けるように、たとえるならRPGのような達成感を共有するために、一言目は互いの良かった点を認めることからはじめ、互いに意見を言いやすい雰囲気づくりに気を配りました。
上手くより良い看護にたどり着けず難しかったですが、研修生同士でも自分の患者さんへの接し方を考える良い機会になったようです。
4月から、接してきた他病棟の研修生が、緊張感の中で実施するシミュレーションは、普段の彼女たちの現場での姿であったり、病棟のカラーなどが、よく表れていて成長を感じました。そして自分たちの看護を見直す機会にもなり、背筋が伸びる思いでした。」
研修生も担当者も、より良い看護について考える良い機会となったようです。