「火災発生」警報音が病棟内に鳴り響きます。
「患者救助と初期消火開始」師長からの指示が出され、スタッフが一斉に動き始めました。
11月某日 小児科病棟での自衛消防訓練です。
小児科病棟には、自分では避難できない子どもたちが多く入院しており、子どもの安全を守るのは看護師の役目となるため、訓練ではありますがスタッフの表情は真剣そのものです。
訓練では初期消火、避難経路の確保、子どもの発達に応じた避難方法を考え実践します。安全で迅速な避難を行うためには師長から出される指示を理解し、声を出し合い、自分が何をしているかを他のスタッフへ知らせることが大切です。
今回の訓練から「もしもの時」に落ち着いて行動するためには、日頃から訓練を行うことが必要であると、改めて感じました。
空気が乾燥する季節なりました。「もしもの時」のための訓練同様に、火の元にも注意していきましょうね。