最終更新日 2025.7.17
無痛(和痛)分娩について
当院では硬膜外麻酔による無痛(和痛)分娩を実施しております。硬膜外麻酔とは、背骨の中にある硬膜外腔という部分に麻酔薬を注入する方法です。
全ての感覚がなくなるわけではなく、触っている感覚や圧迫感は残りますが、出産時の陣痛による痛みを和らげ、分娩をできるだけスムーズに誘導します。
当院では麻酔科専門医の下、硬膜外麻酔の導入は麻酔科医師、導入後分娩までの管理は産婦人科医師が行っております。
経産婦のみを対象とし、全例計画分娩で行っております。
24時間体制ではなく、平日の日中、火曜日、木曜日のみ実施しております。入院予定日前に陣痛がきた場合は、基本的には無痛(和痛)分娩は行っておりません。
また、安全の為予約制で行っており、予約枠の人数に達した場合はお断りしております。
予約は妊娠28週頃無痛(和痛)分娩予約とっていただきます。
出産には不安が伴いますが、安心、安全にお産ができるよう職員一同サポートさせていただきます。
メリット
- 無痛(和痛)分娩では、陣痛の痛みが和らぎます。
また、血圧の上昇・過換気等が抑えられるなどの効果も期待できます。
デメリット
- いきみが十分に入らないため陣痛が弱くなったり、娩出力も弱まる傾向があり、出産時何らかの産科的処置(吸引分娩、鉗子分娩など)が必要になることがあります。
- 硬膜外麻酔による合併症が起こる可能性があります。
(無痛(和痛)分娩マニュアル【硬膜外麻酔に伴う主な合併症ページ】をご確認下さい。)
無痛(和痛)分娩をお受けできない方
- 高度肥満の方、麻酔薬のアレルギー、脊椎病変、重症な糖尿病、帝王切開術や子宮筋腫の手術をうけたことがある方。
- 日本語による意思疎通のできない方
- その他、安全に無痛(和痛)分娩を行うことが難しいと医師が判断した場合
無痛(和痛)分娩マニュアル
また、血圧の上昇・過換気等が抑えられるなどの効果も期待できます。
- いきみが十分に入らないため陣痛が弱くなったり、娩出力も弱まる傾向があり、出産時何らかの産科的処置(吸引分娩、鉗子分娩など)が必要になることがあります。
- 硬膜外麻酔による合併症が起こる可能性があります。
(無痛(和痛)分娩マニュアル【硬膜外麻酔に伴う主な合併症ページ】をご確認下さい。)
無痛(和痛)分娩をお受けできない方
- 高度肥満の方、麻酔薬のアレルギー、脊椎病変、重症な糖尿病、帝王切開術や子宮筋腫の手術をうけたことがある方。
- 日本語による意思疎通のできない方
- その他、安全に無痛(和痛)分娩を行うことが難しいと医師が判断した場合
無痛(和痛)分娩マニュアル
最終更新日 2025.6.11
詳しくはこちらをご覧ください。
無痛(和痛)分娩看護マニュアル
最終更新日 2025.3.31
詳しくはこちらをご覧ください。
無痛(和痛)分娩自主点検表について
当院では、平成30年に厚生労働省が無痛分娩の安全な提供体制の構築に向けて作成した「無痛分娩取扱施設のための『無痛分娩の安全な提供体制の構築に関する提言』に基づく自主点検表」の項目をすべて満たしております。
無痛(和痛)分娩施設情報
最終更新日 2025.6.30
詳しくはこちらをご覧ください。
申し込み方法
無痛(和痛)分娩を受けるには同意書が必要になります。ご希望の方は妊婦健診時に医師にお申し出下さい。
妊娠28週頃無痛(和痛)分娩の予約をおとりします。
医師から説明を行い同意書をお渡ししますので、妊娠37週までに同意書を記入の上医師に提出して下さい。
安全の為、予約枠の人数に達した場合、予約はお断りしております。
費用
麻酔処置料 100,000円(税込)
東京都無痛分娩費用助成事業の対象要件を満たす方は、東京都から最大10万円助成予定