予定日を過ぎても赤ちゃんが出てくる気配が全くなく、41週で入院、誘発分娩を開始しました。子宮口ほぼ開いていなかったため、バルーン・膣錠・点滴とステップアップを踏みましたが、中々お産が進まないまま4日目となりました。分娩には不安もありましたが、前向きな時間にしたいと、事前からリラックス法や呼吸法を練習していたので、ひたすらそれを実践して陣痛を耐えました。
4日目には「今日絶対に産む！！」という気持ちで頑張りましたが、これ以上子宮口が開く見込みがなく母児の負担も大きくなっていたため緊急帝王切開となりました。点滴を止めてからは陣痛が遠のき、自分ひとりでは産めない体だったのだと実感しました。それまでの苦痛から解放され、どこか他人事のような気持ちで手術を受けていた印象です。
赤ちゃんが最後まで元気でいてくれたので手術にも不安はありませんでしたし、先生方や助産師さんが「よく頑張った」と声をかけてくださったので、この結果についてネガティブな気持ちは一切ありません。多くの方が分娩を見守ってくださり、迅速に対応していただいたことに感謝でいっぱいです。
術後は様々な症状が出ましたが、病院内での連携が素晴らしく他の科の先生方が直接診察してくださり、家族共々「北医療センターでよかった！！」の連発でした。
産後の指導もとても丁寧で皆さん優秀な助産師さんばかりです。色々と質問をして不安を解消することができました。また、産後ケアを使った延泊がとってもおススメです！入院中よりも1日のスケジュールの自由度が増すので、より実生活に近いかたちで過ごせます。（沐浴をパーソナルで実施いただいたのが役立ちました！）
改めて、関わっていただいた全ての方に感謝申し上げます！
一生の思い出となるお産になりました。
この思い出を胸に新しい家族との人生を楽しみます！