妊娠期における体の変化や心の変化への不安。産後の育児を含めた生活の不安など、お母さんの心身は常に緊張していることが多いです。
当院では、そうしたお母さんたちの緊張が、少しでも緊張が緩和させられたらと、マタニティーセラピーの中にアロマセラピー取り入れたりしています。

アロマオイルを使用することにより陣痛が緩和できるという先行研究や、アロマテラピーを行うことでお母さんのストレスや鬱のような気持ちが改善したり、睡眠の質が高まったりするそうです。
アロマを使用してより、妊娠期だけでなく、お産後の心や身体を回復させるツールとして使用し、より効果的なマタニティーセラピーを目指しています。

 

＜参考文献＞
◎ Tabatabaeichehr M, et al. Ethiop J Health Sci. 2020;30(3):449-458.
◎ Masoumeh Namazi, et al. Iran J Pharm Res. 2014;13(3):1011-1018.
◎ Kianpour M, et al. Iran J Nurs Midwifery Res. 2016;21(2): 197-201.

 

【おすすめ♪】
アロマオイルを選ぶときは、精油（エッセンシャルオイル）を100%使用したものを選ぶようにしましょう。特に「AEAJ表示基準適合認定精油」と表示しているブランドのものがおすすめです。
アロマテラピー関連で唯一の公益法人であるAEAJが設けた表示基準にクリアした証なので、生産地などの製品情報が確認できます。
☆レモン☆
すっきりとした爽やかな香りです。気分がリフレッシュできます。
☆ベルガモット☆
紅茶などの香りづけにも使われる柑橘系の直物で、すっきりとした爽やかな香りです。
気分がゆったりし落ち着きます。
☆スイートオレンジ☆
フルーティーなオレンジの香りでアマダイダイとも呼ばれています。
気分がリフレッシュできます。