第10回日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会 学術大会
2024年10月19,20日に川崎で第10回日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会学術大会が開催されました。
全国で産前産後女性に関わる理学療法士だけでなく医師や助産師等の多職種の方との情報交換を行い、当院では、3名の理学療法士が3演題学会発表をしてきました!
発表内容として、「当院における周産期領域の教育システム構築に向けて(第二報)~実践でみえた成果と課題~」と題した発表では、当院で実践してきた新人セラピストの教育効果について発表しました。
今後も教育システムをブラッシュアップさせつつ、腰痛や尿漏れなどに困っている産前産後女性に対して、しっかりと理学療法が提供できるセラピストの育成に努めていきたいと思います(①)。
また、「超音波画像診断装置を用いた妊婦の腹横筋評価における新人プログラムの効果」と題した発表では、新人プログラムを実践したセラピストは熟練セラピストと同等の評価技術が得られていることを発表しました。
評価技術だけでなく、様々な臨床技術をマタニティーチームとして培っていきたいと思います(②)。
最後に、「マイナートラブルを呈した産後女性に対し筋輝度に着目した呼吸エクササイズ継続による身体機能への影響」と題した発表では、経腟分娩も帝王切開も経験した産後女性への症例検討を発表しました。
マタニティーセラピーを受けられる方に、的確な臨床展開ができるよう日々症例検討を続けながら精進していきたいと思います(③)。
当院のマタニティーセラピーでは、学会という場でスタッフそれぞれが日々の臨床をしっかり振り返り、また根拠に基づいた臨床展開を目指し、次にお会いする産前産後女性の笑顔のために、今後も頑張っていこうと思っています!
~発表演題~
① 演題名「当院における周産期領域の教育システム構築に向けて(第二報)~実践でみえた成果と課題~」
② 演題名「超音波画像診断装置を用いた妊婦の腹横筋評価における新人プログラムの効果」
③ 演題名「マイナートラブルを呈した産後女性に対し筋輝度に着目した呼吸エクササイズ継続による身体機能への影響」
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