臨床検査室のご案内
現在検査室には、女性7名、男性5名の12名が所属しています。2名が東京医科歯科大学に出向中です。検査業務は、生理検査6名と検体検査4にわかれ、生理検査では、心電図(負荷心電図、運動負荷心電図、ホルター心電図)、超音波(心臓、腹部、乳腺、頚動脈、甲状腺)脳波、神経伝道速度、肺機能、脈波伝道速度、簡易型睡眠時無呼吸などの検査を、また検体検査では、生化学50項目のほか、インフルエンザやマイコプラズマ、RSウイルス、尿中レジオネラなどの簡易検査、尿検査、赤血球・白血球数カウント、梅毒・肝炎などの感染症検査、悪性腫瘍マーカー、甲状腺・婦人科領域のホルモン測定、血糖・HbA1C、ガス分析、血液型・クロスマッチなどの輸血検査、便潜血反応、浸透圧、尿素呼気試験、細菌グラム染色・抗酸菌染色、などなど幅広く、臨床のニーズに答えた検査を実施しています。
今後は、平成19年4月より病理検査室の実働開始、さらにアレルギーや心筋マーカなども取り入れています。
ますます複雑・多彩になってくる検査領域のなかで、患者様や臨床の現場に的確な検査結果を迅速にお返しできる様、また、臨床の先生方の要望に少しでも満足できる様に努力していきます。
乳腺エコー、心臓エコーは女性技師が担当しています。腹部エコーも同様です。
当科の特徴
当院検査室の特徴は、インフルエンザ・マイコプラズマなど、数多くの簡易キットを実施していることで、ウイルス感染や細菌感染の検査を一時スクリーニングとして迅速に臨床にお答えできる体制があることです。
また、夜間においても、簡易検査キットは勿論、小児髄液検査や輸血検査、生化学項目、尿沈渣目視などを当直者が実施しております。
さらに、簡易型睡眠時無呼吸の検査も病棟で実施しています。また、健康管理センターで実施している脳ドックの甲状腺や頚動脈の超音波検査も、今後ますます充実させてゆきます。
まだまだ、検査室が出来ること、しなければならないことは、山積しています、少しづつではありますが、それらの検査を積極的に導入し、スタッフ一丸となって取り組んでゆきます。