耳鼻咽喉科のご案内
耳鼻咽喉科は、眼科が担当する眼と、脳神経外科が担当する脳、脊髄を除く頭頚部の疾患を広く扱う科です。
保存治療のみならず、手術治療も積極的に行っており、外科系に分類されます。
また人間の生活の質(QOL)において非常に大切な5感、すなわち視覚、触覚、嗅覚、聴覚、味覚のうち後3者を扱う科でもあります。
さらに人間のコミュニケーションの原点ともいえる、聴覚、音声、言語をも扱います。
つまり臓器としての耳、鼻、口腔、咽頭、喉頭、食道、頸部を扱うだけでなく、機能としての聴覚、嗅覚、味覚、構音、音声、嚥下、さらに平衡覚も耳鼻咽喉科領域です。
このように耳鼻咽喉科は非常に多種多様な疾患を担当しています。
当センターにおける耳鼻咽喉科は、耳鼻咽喉科疾患すべてを担当しておりますが、特に科長が専門としている難聴と中耳手術に力をいれております。
このたびこれらを専門的に扱う「難聴・中耳手術センター」を開設いたしました。
これまでの長年の実績(中耳手術5000件以上)を生かし、患者さんに安全に、また満足の行く診療を行いたいと思います。
また15歳未満の小児耳鼻咽喉科疾患を扱う小児耳鼻咽喉科、難聴患者様に対する補聴器相談を扱う補聴器外来を新設いたしました。
当科は急性期医療を扱い、また手術を中心とした診療をおこなっています。
疾患では、一般的な耳鼻咽喉科疾患は無論のこと、近年耳鼻咽喉科領域で話題となっている好酸球性副鼻腔炎、好酸球性中耳炎に対しても、最新の治療と新たな治療法をもとめて積極的な研究、診療を行っています。
【認定施設】
日本耳鼻咽喉科学会 専門医研修施設
日本アレルギー学会 アレルギー専門医教育研修施設(耳鼻咽喉科)
日本耳科学会 耳科手術認可研修施設
日本耳科学科認定耳管ピン手術実施施設