地域医療支援病院 東京北医療センター

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公益社団法人 地域医療振興協会

東京北医療センター
SDGsへの取り組み

SDGsへの取り組み

国連で定められた「持続可能な開発目標(SDGs)」達成にむけて、環境・社会・経済のサステナビリティにおける重要な課題解決に貢献し、人類全体に価値をもたらすイノベーション創出を実現するため、組織全体で取り組みを展開しています。

また、当センターでは組織のTOPである管理者自身が先頭に立ち、SDGs部会を設立し運営にあたっております。

当センターは、救急指定病院、地域医療支援病院として地域住民の方々への医療サービスを提供しています。
国連の掲げる”あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する”という大きな目標に対してはこれまでも取り組んできており、今後もその方向性は変わりありません。
特に周産期医療の充実、小児の24時間救急などへの貢献や、糖尿病予防、アルコール依存症対策・予防の啓蒙にも力を入れております。
また、季節疾患健等をわかりやすく映像コンテンツ化し”健康相談教室”を院内のデジタルサイネージ、およびユーチューブで公開、ウェルネスリテラシー向上へ勤めております。

当センターでは、職員を含む全ての方々が平等な環境を構築することにコミットしています。
そして、その重要性はますます高まっていると感じております。
医療機関として、命を扱う業務である限り、全ての方を平等に、対等に見つめることはもちろん、その人の中にある能力へ注視し、潜在的な才能を開花させるための様々な教育機会も設けております。
とりわけ、ジェンダー、LGBTQ、障がいのある方、クロスカルチャーのダイバーシティに関する課題には重点を置いて取り組んでいます。
すべての職員が、入社した瞬間からキャリアのさまざまなマイルストーンを通じて、公正かつ平等に評価されることができるよう努めています。
社員が不当な差別や不平等な状況に直面するようなことがあれば、速やかに対処し是正します。

24時間保育所を設置することで、子育て女性の働き方を支援しています。

当センターでは、障害者雇用を積極的に行っております。
これは、国連の掲げる「働きがいも経済成長も」というSDGs項目への貢献となります。
採用に当たっては、年齢・性別・身体的障害に関わらず、一切の差別や偏見を無くし、全ての方へ等しく機会を提供しております。

国連の掲げる”2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する”という項目に関し、雇用機会において平等且つ公平な対応で臨んでおります。
当センターのオリジナルキャラクター”ドクトルあおばねくん”を模したオリジナルクッキーを障害者施設「さざんかの会」と共同して作成し、販売するなどのコラボレーション活動を行っております。

当センターでは、国連の定める”2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する”という目標を達成するために、プラスチックごみの縮小化考察、二酸化炭素排出を軽減するための紙資源の利用削減を実施しています。
具体的には、院内に示す紙資源での掲示物をデジタルサイネージという形で節約、病院保有の移動車はEV化したものを選択し、気候変動対策への貢献を行っております。
また、当センターでは24時間の救急(小児含む)医療を展開しており、地域の方々が安心して生活できる基盤確立に貢献しています。

当センターは、医療廃棄物の削減に努めています。
近年の新型コロナウィルス(COVID19)によって、対策が一時的に鈍化する場面もありましたが、基本的には資源の再利用を念頭に置き、これに取り組んでおります。
その一つとして、紙の利用を極力減らす電子化への移行とともに、利用する場合でも再生紙を活用するなどの取り組みを行っております。

当センターが所属する”公益社団法人 地域医療振興協会”は、へき地医療に力を入れております。
離島・へき地医療において診療所を運営することで、国連が掲げる「後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において、女性や青年、地方及び社会的に疎外されたコミュニティに焦点を当てること・・・」という目標への貢献をしていると自負しております。

また災害拠点病院を担う当センターでは、”気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。”項目を達成するための役割を担っております。

人々にとって快適な空間を提供することを目指し、緑地空間を創出するための取り組みを行っております。
その一つが「屋上庭園」です。

病院周辺のみならず3Fの屋上広場を緑地化し、患者様や周辺住民の方の憩いの場として活用していただくため、専任の担当者を配置し、春夏秋冬を感じる植栽管理を行っております。

当センターは、24時間小児救急を展開しており、このことは子どもへの虐待・暴力の有無を事前に察知することができ、国連の掲げる”あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。”という事への貢献を行っております。

その他取り組み

上記以外にも、当センターでは様々な取り組みを、それぞれの部課・病棟、個人単位で行っておりますが、組織としてSDGsに取り組む業者との取引を積極的に行い、その活動を支援しております。

また、個人に対しては明確な目標をもってSDGsへの貢献をしたと運営部会が認定した場合、褒章を授与するなど、動機付けを行っております。

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