小児外科のご案内
当院小児外科は、東京大学医学部附属病院より派遣された常勤医師(小児外科専門医・指導医)により、第1,3,5週水曜日午前の専門外来日と第2週の水曜日午前の手術日(2泊3日の小手術や局所麻酔の処置:不定期になります)をメインに診療をおこなっております。おもに小児外科の日常疾患が対象にはなりますが、手術が必要な患者様については、当院の小児科スタッフおよび外科スタッフ、手術室スタッフと連携して診療にあたりますのでご安心ください。
対象疾患は、小児外科の日常疾患(鼠径ヘルニア(脱腸)、陰嚢水腫、包茎、臍ヘルニア)のみならず、リンパ血管奇形、体表腫瘤、便秘、消化管疾患(胃食道逆流症、虫垂炎、ヒルシュスプルング病、腸回転異常)、肝胆道系疾患(胆道閉鎖症、胆道拡張症)、泌尿器科疾患(膀胱尿管逆流症、水腎症、停留精巣)などとなります。常勤ではないため、複雑な入院加療を要する疾患や特殊な手技などが必要な場合などに関しては、東京大学医学部附属病院をはじめとした小児外科専門施設に治療をお願いすることもありますが、可能な限り北区の小児外科疾患は当院で手術も含めて治療を完結できるようにしていくことを考えております。
丁寧な説明と真摯な診療態度をモットーに精一杯勤めますのでよろしくお願いいたします。また、地域の開業医の先生方からのご相談やご依頼も水曜日と限られてしまいますが、お受けいたしますのでお気軽にご相談ください。