地域医療支援病院 東京北医療センター

文字の大きさ

公益社団法人 地域医療振興協会

ドクターインタビュー 小児科

清原 鋼二

小児科

副センター長
小児科・科長

清原 鋼二

紹介しやすい環境を整備して、
顔の見える連携を心がけています。

臓器別専門外来を設置し、幅広い領域をカバー

小児科では、開院以来24時間体制の小児救急をはじめ、一般診療、予防接種、乳児健診など小児のプライマリ・ケア医療を行ってきました。また、循環器、神経、腎臓、アレルギー、内分泌などの臓器別専門外来を設けて質の高い医療の提供を目指しています。現在は血液腫瘍疾患、小児外科領域の治療は行っていないため、必要に応じて大学病院などにご紹介していますが、小児疾患の8割、9割は当科でカバーできると考えています。入院に関しては小児病棟として30~40床を確保し、お預かり入院とご両親の付き添い入院の両方に対応しています。また、日本小児科学会の提言に従って病室でのテレビ・ビデオの視聴はなくし、常勤5名の医療保育士が子どもたちの遊びを支援しています。この方針にはいろいろご意見もあるでしょうが、入院を検討される際には事前にご家族にお伝えいただければ幸いです。北区医師会の先生方には子ども夜間救急などにご協力をいただいており、日ごろから大変お世話になっております。北区には小児を収容できる病床を備えた病院はほかにありません。今後も現在の小児医療体制を維持できるよう、診療所の先生方との連携をより深めていきたいと考えています。引き続き、ご協力をお願いいたします。

ドクターインタビュー一覧へ

当ホームページ掲載の記事、写真、イラスト等の無断掲載を禁止します。
Copyright 2015 Tokyo-Kita Medical Center. All rights reserved.