救急科 医療従事者の方
病院救急車積極活用のお願い
当院は二次救急指定病院でありますが、循環器、脳卒中、緊急手術症例など重症例も多く、東京都の搬送困難症例を受け入れる役割を積極的に担っています。
2022年度の年間の救急搬送件数は7177件、2023年度は7282件とコロナ禍においても増加しました。
ご存知の通り消防庁救急隊の出動件数は右肩上がりであり、搬送困難症例も数多く生じています。
転院搬送時などなるべく消防庁救急車を使用しないで済むよう、当院では数年前から代替搬送手段として病院救急車で近隣の医療機関(クリニック、診療所、病院など)や可能な限りではありますが在宅に救急患者のお迎えに伺っております。
当院救急外来には病院救命士を雇用しており、専門の病院救命士がコーディネーターとなり、地域連携室と連携、病院救急車に同乗することにより、感染対策も行いながら安全かつスムーズに患者搬送を行っています(重症例に関しましては従来通りドクターカーとして医師同乗によりお迎えに伺っております)。
今すぐ消防庁救急車を呼ぶほどではないものの、タクシーや自家用車では安全・病状的に難しく当日中に救急外来に紹介いただくような症例に関しましては、当院地域医療連携室が窓口となりご紹介内容を伺い、迅速に病院救命士を含めた当院のチームがお迎えにあがりますので是非ご連絡をお待ちしております。